FP2級に、1週間・スマホだけで一発合格した話。正直ちょろかった
FP2級に、たった1週間・ノートも書かず・ほぼスマホだけで一発合格しました。正直、拍子抜けするほどちょろかった。何をどうやったか、そのまま書きます。
FP2級に、たった1週間・ノートも書かず・ほぼスマホだけで一発合格しました。正直、拍子抜けするほどちょろかった。何をどうやったか、そのまま書きます。
先に結論。やることは2つだけです。①「みんなが欲しかった!」の教科書を分野別に読む ②その分野を過去問道場で回す。これを分野ごとに繰り返して、本を最後まで終えたら、あとはひたすら過去問を解くだけ。これで一発合格しました。特別な才能もノートも要りません。
ひとつだけ最初に言っておくと、FP2級に「捨てていい分野」はありません。6分野から満遍なく出るので、ヤマを張るより全部を軽く一巡するほうが結局速い。深追いはしないけど、どの分野もゼロにはしない。これが基本方針です。
Step 01教科書は「みんほし」を分野別に読む
使ったテキストは定番の「みんなが欲しかった! FPの教科書」1冊のみ。頭から順に、分野ごとに区切って読んでいきます。ここで大事なのは、読むだけで完璧に覚えようとしないこと。ざっと理解したら、すぐ次のステップへ。暗記は読書ではなく、次の過去問で固めます。
FP2級の6分野は、ライフプランニング、リスク管理(保険)、金融資産運用、タックスプランニング(税)、不動産、相続・事業承継。範囲は広いですが、1分野あたりのボリュームはそれほど多くありません。1分野おおよそ30分ペースで読み進めます。全部読んでも1時間はかかりません。最初は用語が呪文のように見えても気にしない。ここで完璧に覚える必要はなく、読む→過去問で間違える、を繰り返して記憶に刻んでいきます。
- ライフプランニング:公的年金・社会保険・ライフプラン表・6つの係数
- リスク管理:生命保険・損害保険の仕組みと税務
- 金融資産運用:株・債券・投資信託・NISA・各種指標
- タックスプランニング:所得税の計算の流れと各種控除
- 不動産:取引・法令・不動産の税金・有効活用
- 相続・事業承継:相続・贈与・財産評価
Step 02分野を読んだら、その分野の過去問を回す
1分野読み終えたら、すぐFP2級 過去問道場で、その分野だけを解きます。読む→即その分野を解く、をワンセットにするのがポイント。記憶が新しいうちに問題で殴られるので、定着が段違いに速い。「読む」と「解く」を分野単位で交互に——これだけです。
この「分野を読む→その分野を過去問で回す→次の分野へ」を6分野ぶん繰り返して、教科書を1周します。分野ごとにクセがあって、金融・タックス・不動産・相続は計算問題、ライフとリスクは暗記寄り。計算は手順を覚えれば毎回同じパターンなので、むしろ得点源になります。どの分野も、捨てずに一度は過去問で触れておくのが、満遍なく点を拾うコツです。
Step 03本が終わったら、あとは過去問をやりまくるだけ
教科書を1周したら、もう新しいことはしません。ひたすら過去問道場を回すだけ。FP2級は過去問の焼き直しが多く、過去問を回した量がそのまま得点になる試験です。ただし、たまに痛いところを突いてくる意地の悪い問題も混ざります。だからこそ過去問の精度を上げておいて、そういう捻り問題を何問か落としても、合格圏に残れる状態を作っておくのが安全策です。分野をまたいでランダムに解き、間違えたところだけ教科書に戻る。この往復で精度が上がっていきます。
「やりまくる」の目安を具体的に出しておきます。僕が過去問道場でこなした数は、学科883問・実技755問。ただし実技は1問の中で3回答える形式の問題があるので、実際の問題数はもっと少ないです。これくらい回すと、選択肢を読んだ瞬間に「これは見たことある」となり、正答率が勝手に上がってきます。
時間は正直よく覚えていません。というのも、こん詰めて勉強したわけではなく、スキマ時間にスマホでちまちま解いていただけだからです。この期間もアニメやドラマは普通に見ていたし、生活を犠牲にした感覚はゼロ。「勉強した」というより「暇なときに過去問道場で遊んでいたら受かっていた」に近い。それくらいの負荷で届く試験だと思ってもらっていいです。
この「間違えては解き直す」のがなぜ効くかというと、人には忘却曲線があるからです。覚えたことは時間が経てば必ず忘れる。だから忘れる→また解く→また忘れる→また解くを繰り返すことで、記憶が長期に定着していく。1回で完璧に覚えようとせず、忘れる前提で何度も過去問に当たるのが、結局いちばんの近道です。
時間配分のイメージはこんな感じでした。前半で教科書1周+分野別の過去問、後半はほぼ全部、過去問の反復。1週間の後ろ半分は、スキマ時間にスマホで過去問道場をひたすら回していただけです。
基準は6割。満点は要りません。だからこそ、捻り問題を数問落としても、過去問で固めた基礎で6割を超えられる精度にしておけば十分です。時間はまったく気になりませんでした。全問答えてから、微妙な問題をゆっくり見返せるくらい余裕がある。時間切れの心配は、正直しなくていいレベルです。
Point見落としがちな最重要ポイント:電卓
これは声を大にして言いたい。本番は自分の電卓が使えません(CBT試験の画面上の電卓を使います)。だから過去問を解くときも、過去問道場についている電卓機能を使って練習しておくのが本番対策になります。使い慣れた電卓の感覚のまま本番に行くと、地味に手が止まる。ここを潰しておくだけで、当日の余計なストレスがゼロになります。
Life仕事というより、生きていくのに要る知識だった
個人的にFP2級を勧めたい一番の理由は、仕事というより「自分が生きていく上で知っておいた方がいい知識」がわんさか詰まっていることです。年金・保険・税金・投資・不動産・相続。どれも、知らないと損をするのに、学校では教えてくれなかったお金の話ばかり。払う税金、入る保険、もらえる年金、相続でやること——大人なら誰もが一度は直面する話に、根拠を持って向き合えるようになります。
もちろん、不動産管理という仕事にも直結します。FPの6分野は、実務でオーナーさんから聞かれる不動産・相続・税・保険の話とほぼ丸かぶりなので、相談に根拠を持って答えられるようになる。ただそれ以上に、自分と家族のお金を守るための土台として取ってよかった、というのが正直なところ。1週間の投資でこれだけの知識が体系的に入るなら、やらない理由がないです。
ConclusionCBTだからこそ、一発で行きたい
FP2級はCBT方式になって、いつでも好きなタイミングで受けられるようになりました。これは大きなメリットです。ただし、受けるたびに受験料がかかる(学科5,776円・実技6,080円、両方で11,856円)。何度も落ちると、金額も時間もじわじわ効いてきます。いつでも受けられるからこそ、狙って一発で抜けたいところ。
まとめると、みんほしを分野別に読む→その分野を過去問道場で回す→本が終わったら過去問をやりまくる→全分野80%超で本番。捨て分野は作らず満遍なく、電卓は道場の機能で慣れておく。これだけで、1週間・スマホ中心でも一発合格できました。正直、ちょろいです。身構えていた過去の自分に教えてあげたい。